答えはドラゴンクエスト少年ヤンガスと不思議のダンジョンでした
レアアイテム探索やボス討伐などといった所定の目的を遂行するためにダンジョンに潜るローグライクゲームのスタイルで作られてはいるが、全体的なプレイ感は「目的を達成するための手段(育成)も楽しむ」という『DQM』シリーズの特性が強く出ている。
そう考えると、有能なモンスターのいるダンジョンに限ってアイテムなどの持込制限がキツく繰り返しプレイが難儀だったり、せっかく育てたモンスターを活躍させる機会が少なかったりといった細かい部分が気になってくる。ストーリーにひと区切りつくエンディングまでは制限が緩く、易しめの難易度と自由度の高いシステムとでバランスが取れているものの、いざやり込もうとしたときに何かと不満点が出てくる。
これは「むしろクリア後からが本番」であることが多いジャンルの作品としては、それなりに無視できない問題点だろう。
ジャンル | ローグライクRPG | |
対応機種 | プレイステーション2 | |
メディア | DVD-ROM 1枚 | |
発売元 | スクウェア・エニックス | |
開発元 | キャビア | |
発売日 | 2006年4月20日 | |
定価 | 7,140円 |
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