答えはシャドウハーツⅡでした
1つのタイトルとして見た場合は十分に良作以上の域にあると言っても良いのだが、過去作とのリンクを強固に打ち出しているタイトルとしては粗が少なくないのも事実。
ギャグゲーか何かと勘違いしてもおかしくないほどに異常に増殖してしまったギャグイベントや、前作の持っていたダークな世界観がほとんど無くなってしまっている。
そして前作を経験しているからこそ余計に違和感が強くなってしまう後付け設定、描写などが目立つ点は続き物のタイトルとして見た時に前作、『1』からのファンが不満を募らせることもまた致し方ない点であると言える。
だが、それでも他のゲームでは持ち得ない独特な(もはや異質なレベル)雰囲気は確かにあり、ゲームそのものの作り込みも(明後日向きすぎなモノもあるが)かなりのモノで、制作陣の気合いを十分に感じることの出来る上質な仕上がりであることは間違いない。
シャドウハーツ2 ディレクターズカット
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ジャンル | RPG | |
対応機種 | プレイステーション2 | |
メディア | DVD-ROM 2枚組 | |
発売元 | アルゼ | |
開発元 | ノーチラス | |
発売日 | 2004年2月19日 | |
定価 | 通常版:7,140円 |
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