答えはNAMCO×CAPCONでした
キャラクターたちの掛け合いや、隅々に至るまでに充実した原作由来の小ネタなど、原作ファンを意識したサービスに溢れており、それぞれのキャラにそれなりの見せ場も用意されている。原作ファンにはたまらない要素も多々含まれており、クロスオーバーゲームにありがちなキャラ崩壊、改悪などもほとんどなく、とにかくキャラクターを動かしていて楽しい、お祭りゲーとしてのクオリティは十分に保たれている。
一方、純粋なSRPGとしてみた場合、肝心のゲームシステム面、戦闘システム面では練りきれていない面や調整が足りない部分も散見し、詰めの甘い点が多い。キャラゲーとして楽しみたいにしても、キャラクター育成の自由度の低さやひとつのシナリオの攻略に多大な時間を必要とする戦闘システムやシナリオ周りの詰めの甘さからくる単調さがネックとなってしまい、中途半端になっている感が否めない。
とはいえ、企業を越えたクロスオーバーという事例だけで話題となり易かった当時の時代に、その期待に応えるだけのキャラゲー要素を詰め込んだ作品としては十分な評価を得ている。
ジャンル | シミュレーションRPG | |
対応機種 | プレイステーション2 | |
発売元 | ナムコ | |
開発元 | モノリスソフト | |
発売日 | 2005年5月26日 | |
価格 | 7,140円 |
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